旅行といえばいちばん悩ましいのは『何を持っていくか』ですよね。旅の荷物は必要最低限が望ましい、でも不足があってはいけない…それを実現するためには、絶対必要なものが何かを把握しておかなければなりません。ここではリゾートステイでもバックパッカーでも当てはまる、東南アジアに行くならこれだけは持っていくべし!という必携品TOP5とその注意点をご紹介しましょう。

まず絶対に忘れてはいけない…というかほとんどの人が持っていくであろうものが、メインのスーツケースやバックパックとは別に貴重品などを入れておく街歩き用のカバンです。ここで重要なのは、どんなものを選ぶかということです。

おしゃれな肩掛けや手提げタイプの普段使いのバッグを持っていこうとしていませんか?東南アジアでは比較的安全といわれる国でも、観光客狙いのスリやひったくりは珍しくありません。必ずウェストポーチや斜め掛けのポシェットのような、容易に体から離れないものを選びましょう。

2つ目は常備薬です。東南アジアは日本とは全く気候も食事も異なるので、短期間の旅行でも体調を崩してしまう人が少なくありません。特におなかを壊すなどの胃腸関係のトラブルが起きやすいので、正露丸などの胃腸薬は必須です。

3つ目は虫除けグッズです。熱帯気候の東南アジアには日本より確実にたくさんの虫がいます。とりわけ脅威となるのが蚊です。中にはデング熱などの伝染病を媒介するものもいるので、極力刺されないようにしなければなりません。

4つ目は流せるティッシュです。残念ながら、東南アジアに限らずどこの地域・国に行っても日本ほどトイレ事情が恵まれているところはありません。ましてやまだまだ衛生観念の薄い東南アジアでは、ホテルや高級レストランなどを除けば、備え付けのトイレットペーパーがあることはなかなか見つからないのです。特に女性はこの流せるティッシュを持ち歩くことをおすすめします。

そして最後はウェットティッシュや消毒ジェルといった衛生グッズです。これまた東南アジアでは、レストランで当たり前のようにおしぼりが出てくることは基本的にありません。そのうえ、市街地を外れるとまだ道路が未舗装のところも多いので、かなり埃っぽい思いをすると思います。普段清潔な日本で過ごしているとそうした環境にはやはり少なからず抵抗を感じてしまいますよね。自分自身の体や手だけでなく、レストランのカトラリーなどもササッとふけるので、1つもっているとかなり重宝します。

細かいものが多くなりましたが、いざ現地に行ってみると『これがあればよかったのに』、『持っていってよかった』と思うものばかりであることは責任を持って保証します。東南アジアの旅を快適に過ごすために、この5つはぜひとも持ち物リストに加えておいてください。